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神田視点
俺は今、ある女性の手を握って走っている。
神「こっちだ。」
俺は、そういい裏路地の右角に曲がった。
彼女は先ほどから、走りながら、銃を撃っていて、今はホルスターに銃を直した。
簡単にいえば、弾がきれたのだ。
そして、右に曲がった瞬間、前方に3体のゾンビを発見した。
最悪だった、いわゆる挟み撃ち状態ってやつだった。
しかも向こうは、気づいてこっちに向かって来ている。
(くそ、マガジンには後9発しかないのに、どうすれば。)
?「このドアを撃って!!」
彼女が大きな声で叫んだ。
そう、気づかなかったのだが右角曲がった後さらに、右にドアがあったのだ。
先ほどから、彼女がドアノブを引いているようだが、開かないのだ。
なるほど、だから撃って開けろと。
俺は少しそこで、微笑してしまった。
普通こういう状態では、気絶したり、わめきちらしたりと、脱出に妨害してきたりと、するもんだが、彼女は違った。
(こういう経験を、してきてる?)
俺は、そう思った。
?「はやく!!」
彼女は怒った口調で言った。
神「フッ、最高だ。」
俺は、すぐにSIGをドアノブに向けて撃った。
そして俺はドアを蹴り、中へ突入した。
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