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学校の下駄箱前で
藤沢さんとバッタリ会ってしまった。
気まずい空気……。
それでも
「おはようございます。」
と言ってみたけど
藤沢さんはシカトして
さっさと階段を上って行ってしまった。
………仕方ない、か
そう思いながら下駄箱のシューズを取り出すと、
紙切れがハラり………と落ちてきた。
手にとり、書かれた文字を見て
ドクッ！と
心臓がビクついた。
【 失せろ 】
「…………。」
……どっちが書いたんだろう……？
その日
珍しく純ちゃんが学校を休んだけれど、
あまり気に止めないまま
私は晃志に会いに行った。
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