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「………恋」
私はなんだな言葉に詰まってしまう。
出会った時の藤沢さんの表情は、
確かに、可愛らしく、恋をした女の子の顔だった。
「だけど、近づいているうち、嫌いじゃなくなって 応援したくなった」
「え……?」
意外な返答。
「あんたら2人をだよ」
藤沢さんはニッコリ笑うと
「弱い儚いものって惹かれるの、
あんたの絵みたいな……」
そう言って、
少し先で待っていた、彼女の池内さんと
手をつないで帰って行った。
いろんな
" 愛のかたち "があるな…
♪♪♪♪♪
携帯に、晃志からメールがはいる。
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