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どんなに己一の事が好きでも理由もなく責められるのは御免だ。
まずは事実を知りたい。
私の知らない場所で己一と大智の間に何があったのかという事を・・・。
「己一・・・、お願い。
私が納得いくように全ての事実を話して欲しい。」
この嘆願は受け入れてもらえるのだろうか。
己一の友人である大智の事を傷付け、自分勝手に彼の事を利用してしまった私だもの。
きっとそう簡単に許してはもらえないのかもしれない。
だけど・・・。
「わかった・・・。
だけど笑美が聞いたら、きっとショックを受けると思う・・・。」
「・・・私が!?」
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