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己一は変わらず気まずそうにしている。
きっと彼は、私と大智の思いや関係性を全て知っているのだろう。
そしてその思いが恐らく永久に交わる事がないという事も・・・。
「己一は大智と友達だから、彼の思いを相談されていたのかな?
・・・1月に私と大智の間にあった出来事、きっと知ってるんでしょ・・・?」
彼らの関係性を想像し、自分なりに立てた予想を投げ掛けてみる。
しかし彼の返答は予想外で、そんな彼の言葉に私は違和感を覚えた。
「・・・知ってるよ。
だけど・・・、俺と大智は友達って言える程仲がいい訳じゃない・・・。」
「え・・・!?そうなの・・・?」
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