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ラブホなんて言ってないし。ゲラゲラ笑ってる城ヶ崎。つまらなそうな顔をしている広基。
「ここは俺んちだよ」
「別所君の家!?」
「あはは、別所君だって。バリキモい。俺達のこと名前で呼んでいいよ。な、大地」
「好きにしろ」
「別所君ち、お好み焼き屋なんだ。学校の隣って、微妙だな」
「親父もお袋も、学校から呼び出し食らっても楽勝だと笑ってやがる」
「確かに…」
「そこのチンケな二年生。名前は?」
「僕は久本愛翔です。二年A組、インテリア科」
「二A!神風北都(かみかぜほくと)のクラスか」
「よく知ってるね。神風君の友達ですか?」
「俺達が神風のダチに見えっか?」
広基が鋭い眼差しで愛翔を睨む。愛翔は思わず私の後ろに隠れた。
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