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「何をしたの」 「何もしてねーよ。ダチと連れションしただけ」 「嘘吐かないで。波瑠と入れ替わった翌日から、愛翔が不登校になったんだよ」 「俺は正しい選択だと思ってるよ。今学校に行くことは、愛翔のプラスにはなんねぇ。神風と縁を切る為にも、学校に行かねぇ方がいい」 「あの神風が、そんなことで引き下がるとは思えないよ」 「そうだけどさ。俺でもやっぱ行かねぇ。咬風―KAMIKAZE―に目をつけられたんだぞ。学校に行っても生きた心地しねぇよ」 瑠羽は口を尖らせ、俺を睨み付けている。 「この根性無し」 「…っ」 当たってるだけに、キツいな。 愛翔が不登校になり、暫く俺達は自分達の通うべき学校に行くことにした。瑠羽を危険に晒したくなかったから。 瑠羽は真城のデートを引き延ばし、平和な土日が過ぎ、翌週から俺の地獄が始まる。一人になることが怖くて、始終別所達にへばりついていた。
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