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「マルティーヌの制服着る時は、朝シャワー浴びてよね」 「だからって、殺虫剤仕込むなんてサイテーだぞ」 瑠羽は俺にベーッと舌を出す。 朝食を済ませた俺達は、隣の久本家に行く。愛翔が不登校になり、毎日朝晩訪ねるのが日課になった。 「おはよう。羽瑠、瑠羽ちゃんいつもありがとう。悪いな」 「翼さんおはようございます。愛翔は起きてますか?」 「ずっと部屋に隠っているから、起きてんのか寝てんのかわかんねぇよ。二人とも上がって」 「はい。お邪魔します」 俺達は真っ直ぐ愛翔の部屋の前に行く。部屋の前には朝食のトーストやオレンジジュース、愛翔の好きな苺やメロンが置かれていた。
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