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【瑠羽Side】 ―三星工業高校― 「おはよう、嵐。久しぶり」 「久しぶり?羽瑠お前ボケたか?毎日学校で会ってるだろ」 「だよな、ちょっとふざけてみただけだ」 城ヶ崎が私に鼻先を近付ける。急接近され、ドキンと心臓が跳ねた。 「な、何だよ」 「何か、雰囲気が違うんだよな」 「…っ、何が」 「それがよくわかんねぇんだよ。羽瑠の何が違うのか」 「嵐、お前大丈夫か?頭おかしいんじゃね?俺は俺だ」 フンと鼻で笑って見せたが、ドキドキと鼓動は鳴り続けている。 どうしたの、私。 何か変だよ。 暫くマルティーヌ女学院に通っただけで、女の子に戻ったみたい。
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