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久しぶりに会ったあいつは、俺に一度も笑顔を見せる事なく俺の元を去っていった。
ずっと会いたくて、顔が見たくて・・・。
これまで必死に頑張ってきたっていうのに・・・。
「っざけんなぁぁぁっ!!
俺を馬鹿にすんなよぉぉぉぉぉっ!!!!」
新千歳空港の到着ロビーは、俺の言動によって一時騒然となった。
「止めて・・・、雄哉!!
お願いだから・・・!」
「うるせぇっ!!
お前は引っ込んでろ・・・!!!!」
思わず突き飛ばしてしまった。
本当はすぐに抱きしめたかったのに・・・。
それなのにあいつは・・・。
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