第26回

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アザイン「あちちわ!」 アザイン「いやぁ、久しぶりだな! みんな生きてたか? つーかまだこのラジオ待ってた奴なんていたのかよ?」 アザイン「とにかく、オレは生きてたぜ! パーソナリティーのアザイン・ヴァルーシュだ。さて、今回も始まった『燃えろ! 灼熱☆ラジオ』、通称『灼ラジ』! 今回で第26回だ」 アザイン「今回はゲストなし、だぜ。まぁ一年ぶりだからな……ゲストなんているわけもないよな。てなわけで今回はオレの一人語り、だ」 アザイン「一年……長かったよなぁ」 アザイン「待ってくれた人がいるかはわからねぇけど、もしいたのなら嬉しいことこの上ないよ。まぁ、そうだな。オレとしてはよく寝たって感じだな」 アザイン「この一年の間に魔学にもいろいろあったみたいだな……個人的にはまだ廃校になってなくてびっくり、だったぜ?」 アザイン「その間にもいろんな奴が辞めていったのかもな……このラジオ流すまではオレもその一人だったわけだがな。炎焔……うん。あいつが『灼ラジ』のパーソナリティーじゃなくなってからはだいぶ長いけど、やっぱり忘れられないよ、オレは」 アザイン「少しメタい話をするとな。オレたち魔学の生徒や先生は魔物や妖怪で、人によっては永遠、大抵の奴だって途方もない時間を生きていける。それはもちろん、オレだって例外じゃあない」
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