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『楽しませてくれるの?』
今夜もゲットだ!
女の手をひき、いつもの公園へむかう。
『ねぇ、ホテルがいいなぁ』
なんて可愛いお願いなんだろう。
「ああ、いいぜ」
オレは内心、金の心配をしながら、そう答えた。
『じゃ、あのピンクのホテルがいい』
ピンクのホテルは設備が充実している。
その分、値段も高い。
『あ、ホテル代は私が払うよ』
女はクスクスと笑いながら言った。
『その代わり…………楽しませてね』
妖艶な表情に心を鷲掴みにされた。
いつの間にか、女に手をひかれホテルに入る。
女は勝手知った場所なのか、迷う事なく部屋を選びエレベーターへとオレを誘う。
『じゃ、脱いで』
部屋に入るなり投げられた言葉。
「え?」
『だから、脱いで』
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