第一章「出会いはふとした瞬間」

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「またえらく急ね」 マツリは呆れた様に言う。 「なに、ワシの研究の手伝いなどついででいい。本音はお前達にもえもんトレーナーの楽しみを知ってもらいたいのじゃ」 「まぁ…そうゆうことなら」 ツバキとマツリは渋々と了解した。 「さぁ、ぼーるの中から好きな娘を選ぶとよい」 「ツバキから選んでいいよ?あんたには日頃から世話になってるし、これくらい譲ってあげるわ」 「本当に?じゃあお言葉に甘えて…」 ツバキは三つのぼーるの前にたつ。 右からきもり、あちゃも、みずごろうの順だ。 ツバキは一通りみてなんどか頷き、迷いなく真ん中のぼーるを手に取った。 「ほう、炎もえもんのあちゃもじゃな、そいつは育てがいがあるぞ」 オーキドが言う。 「じゃあ私はこの子にするは」 マツリは左にいたみずごろうを選んだ。
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