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進むべき道が違ったとしても歩み続けることを教えてくれた先輩を忘れてはいけない。
どんなに遅くても小さくても勇気をもって一歩を踏み出し続ける
そんな話を夜遅くまで2人で交わした。
私は会社にとって大きな歯車になりたいと思う。
だけど今の私はほんとうに小さな歯車で
付け替えが簡単な場所に位置していることが虚しいと千波に話たことがある。
「大きな歯車をまわすために自分が一生懸命回ればいいじゃない。
自分が回るから大きな歯車が回るんだよ。かっこいいじゃん。」
笑いながらそう答えた。
それも千波であり大きな歯車になりたいと思うのも私だ。
現状が真逆であることは確かだけれど
小さい歯車もかっこいいかなんて思わせてくれた。
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