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「危機だな。」
「危機ですね。」
「まさかだな。」
「まさかですね。」
「財宝を奪った時にしかこんな事は起こらないと思てってたんだが、大間違いだったな。」
「大間違いですね。」
「何で天井が下がって来るんだよ!」
「僕に聞かれても分かりませんよ!」
「残業してたら急に天井が下がって来るって何なんだよ!」
「僕に聞かれても分かりませんよ!」
「サラリーマンがだぞ?普通に残業してて、天井が下がって来るなんて聞いた事ないぞ!」
「僕もですよ!」
「と言うかだ!このままだと死ぬぞ!」
「死にますね!」
「キミが何か変なボタンでも押しちゃったんじゃないのか!」
「部長こそ!」
「押すわけないだろ!だいたい変なボタンって何だ!」
「部長が言い出したんですよ!」
「とにかく落ち着け!きっと天井が下がって来るのを止める謎のボタンがどこかにあるはずだ!」
「謎のボタンって何ですか!」
「分からんよ!分からんからこその謎のボタンだ!」
「部長!落ち着いて下さい!」
「私は!これでもかってくらい落ち着いているよ!ああ、それはもう、自分でも信じられないぐらいに落ち着いてる!」
「じゃあ!その髪の毛を切るのやめて下さい!」
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