序章

4/6
前へ
/83ページ
次へ
「ん・・・・」 なんだか懐かしい夢を見ていた気がする お初にお目にかかる 俺の名前は 如月楓雅(キサラギフウガ)この春で高校二年になった 少し前まで海外に住んでいたが俺たち兄弟は早めに帰国した 「兄さん、起きてるー?」 「あぁ、おはよう」 「うん!おはよう」 「千尋、今何時?」 「9時だよ?」 「あんがと」 こいつは双子の弟、如月千尋(キサラギチヒロ)、できた弟だ 「兄さん、今日流星さんのところにいくんでしょ?」 「あぁ、バイトのあいさつに行かないとな」 さて、この「弥生町」について簡単な説明を入れておこう 弥生町にはシンボルともいえる樹齢100年はゆうに超えるであろう大きな桜の木がある その木にはちょっとした秘密があるのだがそれはまた今度にしよう そしていま向かっているのは隣町「凛蝶町」にある超有名な店 レストラン「流れ星」 そこでバイト募集を行っていたので電話をかけてみたら・・・ 「如月さんの息子さん?OK、合格だ」 そんなんでいいんすか・・・ とまぁこんな感じでバイトの合格が決まった 「んじゃ、明後日からホールで入ってもらってもいいか?」 「はい、このたびは・・・「あー、堅っ苦しい!」・・・すいません」 「謝んな!楽しくやっていこうぜ?」 「はい!」
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加