第1章

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━━2050年4月12日━━ ついに、レベル2の第二階層が解放された。 『おぉー!やっぱり、二階層にも村がある!しかも、一階層よりも、ちょっと豪華になってる!』 別に絶対に、みんな二階層に、来なくても、一階層に残っていても、いつでも、行き来出来る仕組みになっているようだ。 そういえば言い忘れてたが、俺達の武器は、こんな風だ。 竜斗……太刀 長い刀のような武器だ!リーチが長くて俺の体にちゃんと合って、使い易かったからこの太刀を使った ちなみに、太刀じゃなく、長刀(ちょうとう)でも打刀(うちがたな)と、呼んでも、いいらしい 花蓮……刀 俺が使っている太刀よりも、少し、リーチが短い。でも、彼女は女だから太刀よりもこっちの、刀の方が、軽くて 重さ的に良かったんだと思う。 雷門……斧 か 鎚(ハンマー) 雷門は、POWERタイプの男だから、重い武器の方が威力がでると考えた結果だ。そしたら、ビンゴ!途轍もないパワー男になりやがったんだ 『なぁ、俺らってさ、この世界でそれなりに、強い方なのかな?』 雷門は笑いながら、自分の顔の前に手を持って行き、手首をブンブン振りながら 『いやいや、結構弱い方だと思う。というか、俺らの中で能力を発動出来る奴が一人もいないというのが、一番の欠点だな。でも、能力発動していない、中では かなり強い方だと思うぞ。』 『そうだよな!』 その後、雷門がボソッと 『いまさら適当に言ったなんて言えない』 『オイッ!』 雷門は笑いながら 『冗談冗談!…………多分ね』 『うぜぇよ!』 というような風に話しながら、レベル2の二階層の戦いは始まりを迎えた。
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