第1章

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いきなりモンスターが出てきた!まさかこんな早くに出てくるもんだとは思わなかった。といったもののいかにも雑魚モンスターって感じな犬だった。こいつは、100%雑魚モンスターだな、と思い、自信満々に、陽気に、油断をしまくりながら犬[名前……ウェアウルフ]の方へ走ったすれ違いざまにお腹のところを斬れば問題無いと自己判断し、その想像もしながら準備万端で走った、しかし、ウェアウルフはそう簡単ではなかった、走った瞬間ウェアウルフが猛スピードで俺の腹に噛み付く。当然ながら動くことすらままならない状況で妹(花蓮)が助けてくれた。何ともエクセレントな剣技だ。俺がビビってる時に何発かで相手(ウェアウルフ)の体力を0にした。ちなみに体力や名前は左眼の前に小さなモニターのようなものが映るからそこで見ることが可能。妹が 『役に立たないのならとっととすっこんでてくれないかな』 と怒鳴られた、実の妹じゃ無いにしてもそんなことを言われれば流石にちょっと凹む…… そんな感じで次々とモンスターを狩っていった。そしたら腕に最初から付いていた腕輪みたいな物から音が出た、ビックリした、何かと見てみたらそこには【1 LEVEL UP】と表示されていた。 どうやら本格的にアクションRPGになってきた、まさかこの"ゲーム"がLevelせいアクションRPGだとは知らなかったし、知りさえもしなかった、というか知ろうとも思ってなかったし、知る術もなかった。しかも見たところLevelに制限が無い。つまり100Levelで終わらず200も300いや、それ以上も難なくいける、ただ、1Level→2Levelになるのが異様に遅いと感じてそのことを途轍もなく疑問に感じているような気がしているのはこのメンバーの中で僕だけなのだろうか。 まあそれはいいとして、こんなことやって何の意味があるのだろうか?ただ単に剣を振るって、モンスター倒して、能力の謎も分からず仕舞いで、しかし、さっき皆が集まってた場所でみたが、みんな能力者のようだった。結界を破ろうと、能力を使っていたが勿論、あの結界を破ることは、不可能だったようだ。しかし俺の能力はどんなものなのだろうか?はやく発動してくんねーかな。
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