第1章

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しかし、この恐ろしいゲームは 強制的にやらされてるから、ユーザーが、減ることがまずない。むしろ、俺らが逆に喜んででも、しなくてはいけない事なのだ。何故なら、レベルを上げて、強くなって、戦わないと、戦って、HPが0 になった瞬間、俺らはこの世から抹消されてしまうからだ。だから、俺達は、嫌でもこのレベル上げは必須項目なのだ。 『此処らの雑魚モンスター流石に飽きてきたぜー』 『そうね、まだ、第1レベルのボス部屋すら、見つけることが出来てないんだから、どうにもできないわよ』 総人数は5000人だったよな その、中の 1500人近くが、ダンジョンに潜り込んでいる状況また、その中の1000人近くは、能力が発動している連中だと 聞いた。最近、俺もダンジョンに潜り込もうかと考えている。 ━━2050年4月11日━━ この日、ついに 俺達は、ダンジョンに行くことに成功した。俺は驚いた、入った瞬間分かったが、周りの人のレベルは、そんなに離れて いないのだが、モンスターのレベルが違いすぎる。こいつらは、最初から、死ぬかもしれはいリスクを負いながら、レベル3の時からこのダンジョンに潜り込んでるのか、それは それで凄いな。 それでも、なにもしないのは流石に自分でもダメだろ、という自己判断で、戦った 『三人ともいくぞ!!』 という俺の叫びで二人とも、 『いいよん!』 『オーケーだっ!!』 出た!最初の敵は………… コウモリか? 俺の太刀で右翼の付け根からそのまま羽ごと切り落とす。ゲームだから血が出たりはせず、ただただ、HPが 減っていく。 反対側の左翼も俺と同じように同じタイミングで、妹が剣で切り落とした。やはり、この女には 感情も、悲しみも、苦しみも、何も無いのだろうか? そんなことを考えながら、俺の太刀で、木っ端微塵にした。そんなことをしていたら、雷門は、既に三体のコウモリを倒していることに気が付いた。そのまま進んでいった。そしたら、真っ青になった、情報屋がきた。皆の目線が、情報屋に一点集中した、 ここで、馬鹿げたことを言ったら殺られるぞ。 ゼェゼェハァハァと荒い息をしながら、男は… 『ボ、ボス部屋で 仲間が……仲間が……』 何故だ!?ボス部屋が見つかったらすぐ知らされるように言ってた筈!?一人の男がいかにも苛立ったような表情で、 『オイッ、てめぇ なんで、先にしらせなかったんや!!!』
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