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私はその場から一歩も動くことが出来なかった。
涙が溢れた。
社内コンペでの結果は想像以上のダメージだった。
祐介がいなくなり、
私には仕事しかないと思っていたのに
その仕事にでさえ、見離されるような気がした。
社内の動きとして見れば、こんなことは起こりうる当然のこと。
私はその必然を受け入れることが出来なかった。
後輩の活躍を心から喜べず、妬(ネタ)み、嫉妬している。
こんな自分が嫌だった。
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