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さくらの分の食器も片付けた後、
二階の2人の部屋に行き、
イヤホンをつけて音楽を聴くさくらの肩を掴んだ。
「!なによ?」
さくらは、ビクッ!とし、不機嫌な顔で私を睨む。
「あんな暴力男と
なんで付き合ってたの?」
私とは違い、美人でいつも目立っていたさくら……
私のコンプレックスの根源であり、
憧れの女の子でもある、双子の姉____
「舞には関係ないよ」
………ほんとは、
もっと仲良くなりたい。
いつも、そう思っていた。
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