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一度も好きだなんて思ったことはない____
さくらの呟きのような発言に周りにいた友達は、
「じゃ、なんで付き合ったの?!」
「あいつ、このへんじゃ有名なワルじゃん、さくらは合わないよ!」
責めるように問い詰めていた。
「……………」
私はさくらに気付かれないように席を外し
駅とは違う方向に歩いた。
いつの間にか、
中村光くんが通っているY高の近くに来ていた。
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