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「父さんは、尊敬してるよ、
亡くなるまで心臓が悪いなんて
全く感じさせないほど、普通の父親でいてくれた。」
そう語りながら
パンに目玉焼きを乗せて私に渡してくれる。
「ありがとう…」
「俺には、一生父さんを超えるものなんて、見つからないかもしれない。」
朝からするには、
ややヘビーな話だったけど
「越さなくていいじゃない、光くんは医者になって
晃大さんみたいな患者さんを救えば、それで」
完璧に見えた、光くんの中身が垣間見れて有意義な朝食になった。
ピンポーン……
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