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朝食を食べ終わった頃
サクラが光くんの自宅を訪れた。
「制服…とってきたよ」
「サクラ……大丈夫だった?」
剛がサクラにはまだ接近していなくて良かった。
「うん」
わたしは、
サクラが持ってきてくれた制服を持って、再び二階に上がる。
「おはよう、光くん」
サクラの、やや恥ずかしげな声が気になった。
「サクラちゃん……
あいつとの事、聞いたよ」
階段を上がる途中に、思わず足を止めてしまう
2人の、
なんだか
切ない空気…………
「全部……警察に話すつもりで来たの」
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