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「光くんは、好きな子いる？」
学校では男女に人気あるって聞いている。
モテないわけがない。
私みたいな女と仲良くなってくれたことだって奇跡的＿＿＿＿
" 高嶺の花 " だったはすのひと………
「舞ちゃん……」
暫く、沈黙を続けた光くんが、私の手を引いたからビックリして、
思わずのけぞってしまった。
「" しゃべくりエイト "とニュース、
どっちが観たい？」
「え」
な、
なによ
せっかく勇気出して質問したのに………
「"しゃべくり"に決まってるでしょ！」
「だよな」
「…………」
光くんは、笑いながらテレビをつけて
立ったままの私を手招きした。
「おいでよ」
「………おいでって、だって…」
そこ、
光くんのベッドだよ？
「テレビ観ながら寝るんでしょ？」
「え、い、いいの？」
急に
私の心臓 早くなる。
「どうぞ、俺が四畳半で寝ても構わないし
一緒に観よう」
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