隠し子!?

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抱き上げて腕に抱いたその顔は誰が見ても親子だ。 「……偶然、似てただけで」 「偶然?だったら親子鑑定でもするか?颯太は俺のガキだろう?」 「……ちが、う」 知里が目を伏せるとその体を兄貴が引き寄せた。 驚いた顔の知里が慌てて離れようとするのを許さない。 「おまえを―――愛してる」
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