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駅のホームに着くとレンが居た。
本屋に寄ったのか機嫌良く漫画を読んでいる。
(少しでいいからその強さとか賢さ、分けてほしいよ…)
ふと、下を見ると龍雅の足もとにうっすらと直径1mもない魔法陣らしきものが……
「…………。」
片足だけ乗っていたので龍雅にバレないようにそっと足をずらす。
「あれっ裕太郎、これなんだと思う~?」
「さ、さあ?落書きじゃね?」
すまない龍雅、誰も巻き込まず逝ってくれ。
「そっかー。なんか魔法陣みたiーーーー」
シュン!
「…………。」
「…………。」
レンと目が合う。
「巻き込まれなかったみたいだな。」
「ああ、そうみたいだ。」
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