第1章

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僕は今、ピンチになっている。 幼馴染の裕太郎もそろそろ限界だ。 でも、僕は不良に絡まれてた女の子を助けたかったんだ。 「くそっ…おい、龍雅さっさとと女の子連れて逃げろ」 「えっでも裕太郎置いて逃げるなんてできないよ」 「いいから早く!」 「でも……」 すると裕太郎は困った顔をした。 裕太郎は優しいから自分を犠牲にしようとしてたんだ… 「くそっこのまんまじゃなんにも出来ねぇ」裕太郎が何かをボソっと呟いた。 次の瞬間、黒いパーカーを羽織った同い年ぐらいの男子が僕らが殴りあってる所に踊りこんできて次々に不良を倒していった。 「レン様参上ぅぅぅうううww」 「レンっ助かった!」 そいつは残りの不良を倒すとふらっと何処かに行ってしまった。 裕太郎の知り合いかな?また会いたいな…
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