20人が本棚に入れています
本棚に追加
普段あまり外に出歩かなかったから、少し新鮮な気持ちになる。
それに彼はなんだか楽しそう。
いつも笑ってはいるけれど、今日は特に。
それに以前私が寝る前に聞かせてくれた『ワガママ王子の奮闘記(仮)』はホント面白かったもの。
その彼がここに来ると聞いていたから、私も実はワクワクしてた。
少し歩くと大きな広場に出た。
まだ誰もいないみたい…
…あっ、やっぱり誰かいる。
彼は気付いてないみたい。
気にしなくてもいいんだよと彼は言う。
なんだ、気付いてたんだ。
私の癖だから大丈夫だって。
彼は本当に何でも知っている。
先生になるのは私は賛成ですよ。
苦笑いの彼…
最初のコメントを投稿しよう!