教師としての小さな一歩

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そういえば『今の彼女』と会うのは初めてだったか。 いつもこいつらは『修行』と称してしょっちゅう遊びに来ていたから、てっきり面識があると思っていた。 そのたんびに屋敷が崩壊して行く様は、周囲では『いつもの賑やかなお祭り』とまで言われる程に… …決めた、今度こいつらを久し振りに『少し叱ってやろう』 以前はそれを聞いた途端に皆震え上がっていたが…たまにはな。 まぁともかく、これからの生活の中で唯一心配していたのが彼女の存在だから、ここで会わせられたのは良かったのかもしれない。 …いや、良かったというのは訂正すべきなのかもしれない。 特に俺にとっては…
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