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次はもちろん…桐谷さん。
彼女には直接聞いて欲しいから少しだけ。
『こんばんは。遅くにごめんね
今日は菊森室長とご飯を一緒に食べました
その後、すごくすごくいいことがありました。
今度、話聞いてね
おやすみ』
送信してしばらくしても、彼女からの返信はなかった。
少し寂しくもあったけど
あ、
週末の夜。
もしかして社長と…
そこまで考えて赤面する。
彼女たちのことを想像しかけて
頭に浮かんだのは室長の顔。
私たちもいつか…
わ、わ、わ、
私、ダメだ。
もう、今日のキスを思い出すだけで…
ちょっと、ほら、あれ。
そうだ、そうよ。
お風呂…行こう。
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