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週が明けて月曜。
朝食を食べて出社する時間。
テーブルでは父が食後のコーヒーを飲んでいた。
出社はもちろん、私の方が先だ。
「行ってきます!」
私が慌てて席を立ち、ダイニングのドアに向かうと背中から父の言葉が追ってくる。
「気をつけるんだぞ」
私はドアを抜けて2、3歩進んだ足を止めて、もう一度ドアの中を覗く。
「…お父さんも、いってらっしゃい」
父は嬉しそうに返事をした。
「行ってくるよ」
素敵な一日の始まり。
ステキな一週間の始まりに、
私は玄関へと駆け出した。
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