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「――兄さん。酷いことしないんだから泣かないでよ」
よしよしと背中を叩くと、兄さんは恐る恐る言う。
中には、出さないでっと。
それも怖いのかと思うと更に愛しくなる。
可愛い可愛い、兄さん。
ぐるりとこちらに兄さんを向けたまま机に押し倒すと、勢いよく抜く。
ずりっと一気に引き抜かれ、ひくっと二、三度痙攣するそこに変わりに指を入れる。
俺の先走りで濡れた中はすんなり3本の指を飲み込んだ。
兄さんのと俺のを一緒に握りしめて、上下に擦る。
必死で背中に爪を立てながら、兄さんは俺と一緒に果てた。
白い液体をお腹にかけられて、赤く染まる兄さんの身体。
肩で息を吐く兄さんは、ただただ呆然と涙を流すだけ。
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