First

2/33
前へ
/55ページ
次へ
ここはとあるオフィスの一室。 今日はここにお客さんを招いているというが? 純一「えーと……はい、第1回」 桧垣「そうだね。さて?女の子が来るというけど?」 純一「それがどうかした?」 桧垣「アンタ何かと年代が近い女の子との絡みが多いね。それもヒロインばっかり。 従妹さん(アキラルさんのキャラクター、東雲有奈)は言うに及ばず、親友(エルのキャラクター、市原綾。純一と同じ作品に出演)が障害抱えてたり……」 純一「言われてみればそうかな……。 でも、障害?あれはもう、あってないようなものだろ」 桧垣「それはよかった……って!!」 (パチン) 「こんなのありかよ……」 突然緑色の光が弾け、そこから少女が現れたのであるが、あまりの唐突さとその方法に、桧垣は一瞬真っ青になってしまった。 この少女であるが、年齢相応(注:彼女は中学生~高校生ぐらいの年頃である)といえるところもあるかもしれない、整った顔立ちを、腰にまで届く長い黒髪、そしてこれも整ったスタイルが引き立たせている。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加