第3章

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何日間の日程か不明だが、とりあえず、散歩をしながら寝床を探すことに。 「転移も少なくなってきたね。」 飛ばされた直後には多かった転移も少なくなり、気がつけば7時間が経過していた。 「はい。状況が飲み込めた生徒が生き残っているようですね。」 川沿いを上流に向かい歩いていると、6人ほどの気配を見つけた。 「この森で7時間も生き残れてれば優秀だよね。」 「はい。そのように思います。」 もうそろそろ日が落ち始めるので、野営の準備をしなければならない。 「面白そうだし少し、様子を見てよう。」 6人はちょうど夕食をとっているようだった。
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