第3章

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「少年が戦い終えた直後、発生したようですね。」 黒の切れ目。 「今日は厄日だな。」 簡単に言えば、他界と繋がっている時空の歪み。発生原因は未だに分かっていない。 大昔の人間はそれを崇めたりもして、地方ではその慣習が残るところもある。 基本的にあれの対処はギルドが担当しており、年に20〜30件ほどのペースで発生していた。 最初、その存在が確認されたのは、とある鉱山だった。
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