第3章

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小さなネズミの魔物は、1匹となりFランクの魔物へと変化していたのだ。 真相の判明までに、かなりの時間を要してしまった。 その理由の1つに、魔物の変わらない見た目がある。 力だけが強くなり、一見すると、同じネズミの魔物。 村人の目は、正しかったのだ。 魔物が生き返り、返り討ちにされた。 実際は、Fランクの魔物が生まれた瞬間だったのだろうけれど。 それから、隊員が派遣され、黒の切れ目に監視がつくようになった。 ギルドはすぐさま黒の切れ目の存在を公表し、世界中に注意を促した。 という次第である。
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