第4章

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目が覚めると、そこは見覚えのある天井。 「ぁ……れ………?」 頭を上げて、ベッドの周りを見渡すと、ピンクの壁紙に真っ白なタンス、お気に入りのクマのぬいぐるみもしっかりソファに飾られていた。 少女は再び枕に頭を沈め、大きなため息をつきました。 「…夢ね。」 痛んだはずの手首を摩りますが、夢に見た複雑な模様など浮かびません。 「こんなにリアルなのは、初めてだわ……。」 未だにドキドキが止まらない胸。 事情は分からないけれど、本当に体験したようだった……。 それに、夢の中で私が使っていた月の葉-ルフォリア-という言葉、聞き覚えが……。 なんだったんだ、ろう…。 再び少女は夢の中へと落ちていった。 ~謎の少女 side end~
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