7人が本棚に入れています
本棚に追加
灯真達が出て数時間、優真は城下に居た。甘味を楽しみつつ歩いていれば民達の助けを求めるような声、優真はそれを受け入れ甘味を食べ終えると騒ぎの起きている着物店へ入った。
中では小柄な赤い髪の少年と大柄な巨漢が異能を発動しようとしていた。
『異能解除』
優真が言霊の異能を使い、2人の発動間近だった異能を強制的に止めた。
「んだてめぇ!!」
巨漢が優真を殴りつけると冷たい目を向け回し蹴りを仕返しと言わんばかりに放った。
「俺に手出してただで済むと思うなよ?罪人」
優真はふわりと笑うと片手を上げる、その瞬間優真に付き添っていた忍びが巨漢の首を跳ねた。
『お や す み』
最初のコメントを投稿しよう!