学校って何?

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神の力………それが魔法だ。しかし、神の使う魔法は人間には使えない。なぜなら、人間が耐えれるような力ではなかったからだ。 その問題を解決するためにその神は、人間も使える様に色々工夫をして結果、俺たち人間は魔法を使えるようになったという訳だ そして、その神は、その時生きていた人間達全てに均等に魔力を与えて、魔法を使える様にした そして、戦車などの戦争の道具を自分の力で消滅させた しかし、その事がその神の主にバレて、神の世界を追い出された 「そして、今に至る訳だ」 「ちょっと質問良い?」 私は少し気になった事があった 「なんだ?」 「その神様ってバカ?」 「さぁな…俺も調べているんだが、これが中々分からなくてな。少し諦めてる」 その神様って…なんでそんな事をしたんだろう…普通、そんな事考えないだろうに 「レイス。この話は終わりだ。今度は君の魔法について話そう」 「そういえば、忘れてた」 さっきの話があまりにも唐突で壮大な話だから忘れてた 「何故、君が人間に使える魔法を使えないか、それは、君の中にスサノオが居るからだ」 「どうして?魔法は元々神の物なんでしょ?だったら、神がいても使えるんじゃ…」 「いや、俺たちの魔法は人間でも耐えられる様に作られた物だ だから、俺たちの魔法と、神が使う魔法は根本的に違うんだよ 『質』がな。だから、魔法を使おうとすると、水と油の様にまったく別の物なんだよ」 「なるほど…魔法って意外に奥が深いのね」 勉強ってこういう感じなのだろうか。ちょっと楽しいかも 「じゃあ、私は魔法を使えないの?」 「いや、そんな事は無い。神の使う魔法を使えるはずだ。さっきも言った通り、君の体にはスサノオが居る。だから、君は神が使う魔法に対応出来るはずだ」 理屈は間違えて無いのかも知れない…けど、少し怖い 「一応、それに関する文献を調べて来ているんだが…どうする?」 この人…少し意地悪だなぁ。私をここに連れてきたのは魔法を教える為のくせに 「もちろん、使える様になりたい」 私は、心の中からそう思った 「分かった。じゃあ、どの魔法がレイスに適しているかはアーカイブで分かっている。さぁ、始めようか」
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