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魔法の練習を始めて数週間が経った。
私も魔法をそれなりに使えるようになった。
それなりと言っても、かなり強くなったらしいけど
今までの練習の結果を挙げると、まず私の魔法はやはり神が使うとされる魔法だった。でも、やっぱり私は人間だ。流石にそのまま使うと体が耐えれないため、少しアレンジを加えた
ちなみに私の魔法は金属の形を変えて自分の武器にする事が出来るという魔法だった。いわゆる錬金術だ。だけど、神バージョンは金属を作って武器を作れるらしい
だけど、私の場合、金属は既存する物じゃなくてはいけない
まぁ、街のそこら中に金属は存在するから大丈夫だろうけど
そして、もうひとつ使える魔法がある。
それは、身体強化の進化版。身体強化は誰にも使える魔法だが、私のは少し違う。身体強化だけでは無く、魔法やありとあらゆる物を強く出来るという魔法だ。
そして、今日も練習しているとシンが唐突にある事を言ってきた
「レイス、学校に行ってみないか?」
「………学校って何?」
「そこからか……簡単に言うと、レイスがいつもやっている事の少し上をしにいく場所かな?」
私がいつもやってること…魔法の勉強に魔法の練習にその他の勉強…その上という事は…面白そうだ
「行く。どうしてそれを早く教えてくれなかったの?」
「落ち着け。まぁ、簡単に言うとレイスが追い付けないと思ったからだ。でも、今のお前を見ていると大丈夫な気がしたんだ。だから、王に提案したら快く了解してくれたよ」
そこで、私に少し気がかりな事があった
「あっ…でも、ウリアが…」
「大丈夫だ。ウリアもその学校の初等部に入るから」
「そっか…よかった…」
私は、胸を撫で下ろした。やっぱり、妹の様な存在のウリアの事は心配だったから…
「じゃあ、決定だな。1ヶ月後に学校に行くからちゃんと準備しろよ」
今日の練習はその会話で終了した
そのあと、部屋に戻ると、ウリアが私に抱きついて来た
「お姉ちゃん!私も一緒の学校に行く事になったよ!」
「うん。良かったね」
「うん!!」
私はその後も勉強をして、お風呂に入って、眠ることにした
そして、1ヶ月経ち、学校に入る日になった
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