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私のバーは『適度な緊張と癒し』がテーマ。
仕事に疲れた女性。
恋愛に疲れた女性。
そんな『疲れた女性』を癒す場所を作りたい。
「・・・ん~『緊張感』って難しいけど、癒しならね・・・」
美晴に任せれば、確実に形になる。
『すいません』
後ろからした声に顔を向ければ、イケメンの部類に入る男の子が2人立っていた。
美晴はワインを見つめたまま、動かない。
「・・はい?なんですか」
「あの一緒に飲みませんか?」
自分を最大限に良く見せる方法を知っている男の子たちによるナンパだった。
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