第1章

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俺は、なんだと思い、自分の手元を見ると 先ほどのノートがある 「・・・その、ノート・・・」 そうつぶやいて、芹沢は顔を青くし 「・・・中、見ました?」 そう尋ねてきた 「あぁ。誰のかわからなかったから、ついさっきな」 ・・・別に、芹沢が書いたわけではないのだから そんな青くなる必要はないだろうに そう思い、ふと思い出す あぁ、そうか そういえば芹沢は、沢野井と仲が良かったけな
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