第1章
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やっと、こっちについたと思うと ぜぇぜぇと、息を切らしている 「・・・大丈夫か?」 思わず、そう声をかけてやると 「あ、はい・・・あ、や、ちょ・・・待って、くだ、さいね」 と、息絶え絶えに答えてくる 「・・・」 俺は、黙って言われた通り待っている
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