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ギンside
ったく、何て今日はついてないんだ。
寝坊したし。
朝から雌共がキャーキャーとうるせぇし。
あー、眠い。
寝よう、うん。
文化祭はサーシャが何とかしてくれるだろ。
空き教室行こ。
――――――――――――――――――
？「あぁ、兄さん!!
兄さんは何てカッコいいんだ!!
不敵に笑う兄さんもカッコいいけど、微笑んでいる兄さんもカッコいい!!
あぁ、僕だけのものにできたらいいのに。
誰にも兄さんを取られること無く、ずーっと兄さんと二人きり。
あぁ!!
いっそ監禁してしまおうか。
でも、兄さんが怒ったら怖い…
いやでも!!
兄さんを僕だけのものに出来るなら!!
でも!!」
……………
変態がいた。
サーシャの写真を教室一杯に貼って、何か悶えている変態がいた。
よし、見なかったことにしよう。
俺は何も見ていない。
別の空き教室行って、今度こそ寝よう。
？「ねぇ、君はどうしたら良いと思う？」
ﾋﾞｯｸｩ
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