学園の二大行事、やる必要ないと思う 文化祭篇

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気付かれてた。 いや、確かに気配消してなかったけれども。 あれだけ夢中になっていたから、気付いていないかと思った。 ?「ねぇ、答えてよ。 って思ったら、兄さんの担任だ」 ギン「お前は、サーシャの、弟?」 チェイス「そう!! 僕はチェイス。 僕の兄さんに手を出そうなんて考えてないよね? そしたら、幾ら兄さんのお気に入りでも、 殺シチャウヨ?」 サーシャ、彼奴も苦労していたんだな… ギン「阿呆。 んな訳あるか。 それにしても此処は、一般人は立ち入り禁止の筈だが?」 チェイス「僕は兄さんを見守っているだけだというのに、君はそれを邪魔するの?」 ギン「大体、サーシャに許可は取ったのか? 嫌われても知らねぇぞ?」 この事を言ったのは正解だったらしい。 チェイスの顔が一気に青ざめていく。 チェイス「だだだだいじょぶ!! 兄さんなら分かってくれる!!」 大丈夫じゃないな。 チェイス「そうだ!! 証拠を消せば問題ない!!」 そして笑顔で殺気を向けてくる。 そして膨大な魔力を練っているようだ。 あれ? これ、下手したら死ぬんじゃ…
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