第1章

12/81
前へ
/81ページ
次へ
ぁ~美味しかったぁ~…♪ お腹を撫でながら、苦しくない?と聞いた。 レンは、何て言ってる? と、笑いながら聞く。 ちょっと待ってね…。 うんうん、それで?そっかぁ~♪ レンは、私の顔をずっと見て微笑んでいる。 私は、赤ちゃんがね♪ふふっ♪ふふふ…♪と笑うと、レンが、勿体ぶらないで教えろよ~♪ と拗ねた。 私は、赤ちゃんはイチゴも食べたかったって♪と言うと、レンが、頼むか?とニカッと笑った。 オーダーのベルを鳴らした。 イチゴのアイスを1つだけオーダーした。 早く来ないかなぁ~♪この子の分♪ 嬉しくて、楽しくて、ニヤけてばかりいた。 少し落ち着けよ…。 赤ちゃんまで、ソワソワしちゃうぞ?と、レンが言うから、私はニコッと笑い頷いた。 ねえ…この子が産まれた時に、記念に何か買わない?と提案すると、レンは、そうだなぁ…何が良いだろう…と悩む。 男の子なら…兜なんか良いんじゃない!?女の子なら、お雛様!! どう?とレンに聞くと、 そうだなぁ…うん!いいんじゃないか? と言うので、決まり!!と私はガッツポーズをした。 あの…お待たせ致しました…。 その声に我に返り、あ、すみません!!と恥ずかしくなり俯いてアイスを受け取った。 お店の人が去った後、私は何処から見られてたのかな…?と照れながら言うと、何処からだろうな♪と笑っていた。 まぁ、いいよね♪ 私はアイスを一口食べた…。 お~いし~い!! 美味しいね♪とお腹を撫でる。 レンに、半分こしよっ♪と言い私が先に半分食べ、レンも、甘いなぁ~♪と喜んで残りの半分を食べていた。 私は、そのとろけるようなレンの顔を見ながら、幸せに浸っていた…。 ご馳走さま~♪とスプーンを置き、ふぅ~♪お腹一杯♪幸せ一杯♪とレンの顔をみて微笑むと、良かったな♪とレンも幸せそうな顔をしていた。 少しお腹が落ち着いてから、会計しような。とレンが言ってくれるので、私は、ありがとうと言い椅子に寄りかかった。 30分位たわいのない話をして、そろそろ大丈夫か?とレンは、心配そうな顔で私を見る。 うん、大丈夫だよっ♪と笑うと、レンは、じゃ会計するか?と立ち上がった。 私もテーブルにお腹をぶつけないように、そぅっと立ち上がり会計を終えた。
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加