第1章

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綺麗なピンクのヒールかぁ… いいなぁ… あ、駄目駄目!! 赤ちゃんの為だもん♪ ごめんね、私の可愛い赤ちゃん♪ 今度はぶつからないように歩かなきゃ。 転んだら大変… 今日の夕飯はレンの好きなカレーにしようかな♪ 私は刺激物大丈夫なのかな… 聞けば良かった… 買い物を済ませ、 いつものように夕飯の準備をする。 遅いなぁ…レン… 残業かなぁ…? 時計は9時を指している。 ぐぅ~… お腹空いたぁ… 電話してみようかな… トゥルルルル…トゥルルルル…はい! あ、ごめん、電話するの忘れてたよ。 今日はもう少しかかるから先に食べて 寝てていいからね! 心配で電話したの… 無理しないでね。 うん、ありがとう。 じゃ…プツン…プーップーッ… 切れちゃった… パパちゃん、残業だって… 少し食べて寝ようか。 赤ちゃんと、話すように語りかけ、 カレーを温める。 寂しいな… そうだ!ぬいぐるみを置こう♪ いつもレンが座る椅子にぬいぐるみを置いた。 駄目だ…余計寂しくなった… さっさと食べて寝ようかな。 お腹を撫でながら一人じゃない事を確かめ食べ始めた。 こんなにベッドって広かったっけ…? 寂しいよ~レン~… 頭まで布団に潜り込み目を閉じた… 何かが足に触れ、目が覚めた …何…? 横を見ると貴方がシャツを着たまま 寝ていた。 よっぽど疲れたんだね… 肩まで布団を掛け、 頬にキスをして寄り添うように 眠りについた。 どの位眠っただろう… 違和感を感じ目を覚ました。 シーツを見た。 嘘…何…何!!これ…出血してる…!? いや…!いや!! ん~どしたぁ~… レンが私を見るなり顔が強ばり どうした!?大丈夫か!? 立てるか!?救急車呼ぶか!? 立てない…怖い…怖い…ょ… ピーポーピーポー… 段々近付いてきて止まった。 私とレンは救急車に乗り、 レンは会社へ休むと連絡をした 。
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