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綺麗なピンクのヒールかぁ…
いいなぁ…
あ、駄目駄目!!
赤ちゃんの為だもん♪
ごめんね、私の可愛い赤ちゃん♪
今度はぶつからないように歩かなきゃ。
転んだら大変…
今日の夕飯はレンの好きなカレーにしようかな♪
私は刺激物大丈夫なのかな…
聞けば良かった…
買い物を済ませ、
いつものように夕飯の準備をする。
遅いなぁ…レン…
残業かなぁ…?
時計は9時を指している。
ぐぅ~…
お腹空いたぁ…
電話してみようかな…
トゥルルルル…トゥルルルル…はい!
あ、ごめん、電話するの忘れてたよ。
今日はもう少しかかるから先に食べて
寝てていいからね!
心配で電話したの…
無理しないでね。
うん、ありがとう。
じゃ…プツン…プーップーッ…
切れちゃった…
パパちゃん、残業だって…
少し食べて寝ようか。
赤ちゃんと、話すように語りかけ、
カレーを温める。
寂しいな…
そうだ!ぬいぐるみを置こう♪
いつもレンが座る椅子にぬいぐるみを置いた。
駄目だ…余計寂しくなった…
さっさと食べて寝ようかな。
お腹を撫でながら一人じゃない事を確かめ食べ始めた。
こんなにベッドって広かったっけ…?
寂しいよ~レン~…
頭まで布団に潜り込み目を閉じた…
何かが足に触れ、目が覚めた …何…?
横を見ると貴方がシャツを着たまま
寝ていた。
よっぽど疲れたんだね…
肩まで布団を掛け、
頬にキスをして寄り添うように
眠りについた。
どの位眠っただろう…
違和感を感じ目を覚ました。
シーツを見た。
嘘…何…何!!これ…出血してる…!?
いや…!いや!!
ん~どしたぁ~…
レンが私を見るなり顔が強ばり
どうした!?大丈夫か!?
立てるか!?救急車呼ぶか!?
立てない…怖い…怖い…ょ…
ピーポーピーポー…
段々近付いてきて止まった。
私とレンは救急車に乗り、
レンは会社へ休むと連絡をした 。
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