ごはんがない?なら話は簡単作ればいいんだ!

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「リンはどうしたんですか?」 「便所行ってから来るって、行ってたからそろそろ来ると思うぜ」 「みんな待たせてごめん」 そう言い、後ろからかわいい美女がやって来た。 「みんな来たことだし、自己紹介するか。まずは俺からな、俺はエン・フレンだ。お前と同じ特待生の一人だ。よろしくな!」 「僕はメイ・エリットだよ。僕は普通だけどよろしくね」 「私はリン・エレットです。私も普通の生徒です。よろしく」 「おう、よろしく。みんなレイの友人か?」 「そうだよー」 メイが返事を返してきてくれた。 なら、みんな良い奴だな。なぜか自然とそう思えた。 「特待生ってことはお前も強いのか?」 エンが嬉しそうに尋ねて来た。 「何だ、レイから聞いてないのか?俺は弱いぞ」 「「「え?」」」 その発言に3人は驚いた顔をしていた。 「レイ言ってなかったのか?」 「信哉が気にしてると思ったので、秘密にしてました」 「そうなのか。それはありがとな。まあ、俺はばれても気にしないから問題ない」 「弱いってどういうことだ?」 エンは不思議そうに尋ねて来た。
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