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「いいやつだな」
「何か言いましたか?」
声がするほうを見ると、そこには料理を持ったレイの姿がいた。
「驚いた。魔法で料理したのか?」
向こうに行ってじゃらまだ、3分も経ってないだろう。
「違います。あなたが魔力の使い方を練習している間に作ったんです」
「なるほど」
「冷める前に食べますよ」
「おうおっいってー!」
思いっきり足を踏まれたのだ。
「ふざけてないで食べますよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい」
そういい、席に座って夕飯を食べることのした。
料理はビーフシチューらしきものとパンであった。
「すごく美味しいです」
「普通にいえないんですかあなたは・・・・・」
「はい。本当に美味しいです」
「そうですか。それはよかったです」
「そういえば、魔力って練習して使えるようになるものなのか?それともある程度は使い方は生まれつき勘でわかったりするのか?」
「大体人が初めて歩いたときのように、魔力の扱いも自然に覚えていくんです」
「そうかー」
「それがどうかしたんですか?」
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